音声解説付き映画
風花 ―kazahana―

 
 

目の不自由なかたも楽しめる、 画面の動きなどを伝える音声解説を映画に付けて上映します。 解説は、ボランティアがライブでおこないます。


日時・会場・入場料

日時
平成15年5月25日(日曜日)
1回目 10時30分から(託児つき)
2回目 15時から
開場・チケット販売は上映の30分前です
会場
せんだいメディアテーク
7階スタジオシアター
入場料
500円 当日券のみ
会場受付でお求め下さい
定員に達した場合、やむを得ず入場をおことわりする場合があります。ご了承下さい。

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「風花」について

風花とは

冬から春へと向かう晴れた日に、 まだ雪の残る山肌を撫でて風に吹かれ飛んでくる細雪のこと。 ひらひらと風に舞い散る桜の花びらのように、はかない雪・・・。

ものがたり

東京、春の明け方・・・ 満開の桜の木の下で目覚めた澤城廉司(さわきれんじ)は泥酔していたため、 隣にいる女が誰なのか思い出せない。その女、冨田ゆり子は言う、 「私のこと憶えてないの?どうするの!?北海道。」

酔いにまかせてゆり子と北海道へ向かう廉司。 冬枯れの寂しい北海道の景観が広がる。 そんななか、二人が借りたのは、あざやかなパステルピンクのレンタカー。
ゆり子は不安を抱えながらも、娘に会えるかもしれないというささやかな希望を抱いて、母の元に向かう。 車の中でぎくしゃくとした会話を続けながら、少しずつ廉司はゆり子との出会いを思い出していく。

監督はこの映画が遺作となった相米慎二(そうまいしんじ)。 ゆり子(風俗嬢レモン)役に小泉今日子(こいずみきょうこ)、 高級官僚の廉司役に浅野忠信(あさのただのぶ)を迎えておくる、希望と再生の物語。

監督
相米慎二
キャスト
小泉今日子、浅野忠信、柄本明(えもとあきら)、香山美子(かやまよしこ)
配給
シネカノン
上映時間
116分

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